エクアドル地震
死者233人に…政府、非常事態宣言!

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エクアドル西部の太平洋岸にあるマンタを襲った地震の後、崩壊した建物のがれきの上から負傷者を捜す人たち=16日、ロイター
エクアドル西部の太平洋岸にあるマンタを襲った地震の後、崩壊した建物のがれきの上から負傷者を捜す人たち=16日、ロイター
【サンパウロ朴鐘珠】米地質調査所(USGS)によると、16日午後6時58分(日本時間17日午前8時58分)ごろ、南米エクアドルの首都キトから約170キロ西の太平洋沿岸ムイスネ近郊で地震があった。規模を示すマグニチュード(M)は7.8、震源の深さは約19キロ。コレア大統領はこの地震で少なくとも233人が死亡したと発表した。当局によると負傷者は約1500人で、死傷者はさらに増える見通しだ。政府は一部地域に非常事態を宣言した。

<ニュースの一報>エクアドル 地震M7.8=日本時間17日9時、津波警報
動画付き記事
<エクアドル>M7.8地震…77人死亡、578人負傷
<動画>エクアドル地震M7.8 南部グアヤキルで大きな被害(ロイター通信)
外遊中のコレア大統領は短文投稿サイト「ツイッター」で新たな死者数を明らかにし、「今こそ団結して」と国民に呼びかけた。17日中に帰国し被害の大きい太平洋岸のマンタを視察するという。

地元研究機関などによると、余震は17日朝までに135回に達した。米ハワイの太平洋津波警報センターは、観測された津波は14センチで「津波の危険はほぼ去った」と発表した。

現地報道では、被害の多くは震源がある北部のエスメラルダス州やマンタ、南西部の最大都市グアヤキルで発生した。建物が崩壊してがれきに閉じ込められた人なども多い。

当局によると、兵士約1万人や警官3500人が動員されたが、主要道路の多数が土砂崩れで寸断され、被災者の救出・支援作業は難航している。震源に近いペデルナレスでは住民多数が通りで眠り、車のライトを頼りに生存者捜しが続いた。市長は「壊滅状態の場所もある」とAP通信に語り、重機などの派遣を政府に求めた。

在エクアドル日本大使館によると、今回の地震で日本人の負傷情報などは入っていない。在留届を出している邦人は4月現在で421人おり、大使館で安否確認を続けている。

揺れは首都キトでも感じられ、多数の人が建物の中から屋外へ逃げ出したという。複数の都市で停電も起きた。

エクアドルの治安の比較

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あんまり更新できていないにもかかわらず、年末の殺人ニュースのために、このブログの最近のアクセス数が激増してます。

たまにエクアドルが日本にメディアに取り上げられたかと思えば、むごい事件でした。もうこれで日本からのガラパゴス観光も数年は落ち込むでしょうね。。

さて、今日は治安について書きたいと思います。タイトルには「比較」と書きましたが数字を比べる気は毛頭ありません。生活実感としての比較です。

まず、今回の新婚夫婦がやられた手口、メディアでは直訳の「特急誘拐」という訳語が使われています。私としては「スピード誘拐」とか「短時間誘拐」の方がいいかと思います。

タクシーがグルになっているというのが特徴なので、流しのタクシーは危険です。こんな危険があるんなら、むしろ路線バスに乗った方がいいと思うのですがいかがでしょうか。

しかしながら、エクアドルの国中でこんな犯罪が起こっているわけではありません。世界中どこでも、悪人は大都市に集まってきます。なので、たとえばエクアドルならグアヤキルが一番リスク高いです。人口を反映して二番目はキトですが、キトでは最近はこの「スピード誘拐」は減ってきているようです(が、キトでも数年前にも日本人が誘拐されています)。

事件のあったグアヤキル、実は、独裁気味の現大統領コレアの出身地なのですが、はっきり言って治安最悪です。今回の事件をきっかけに政府が本気で浄化作戦をやってくれるようになることを願います。

とはいえ、エクアドルに限らず、日本では一般的に中南米は治安が悪いと評判ですよね。どのぐらい悪いか、私も自分で行ってみるまで実感がわかなかったのですが、印象は、
フィリピンよりよっぽど危ない。
まず、手口がえげつない。マフィアの組織力の差なのか、それともターゲットの層が違うからなのか。。

それから、アジア人の目立ち方がエクアドルみたいな南米の国だと半端ないです。当たり前ですが、目立つと、やはり狙われやすくなります。その上、一般的に中国人の評判が良くない(近年どっと増え、ビジネスで現地人と競合していて、しかも勝っている)ので、日本人もその延長線上で見られます。思っているほど「日本」を特別扱いしてくれません。移民の多かったペルーやブラジルでは違うかもしれませんが。

一方で、メキシコは特定地方を除けば、普通に旅行していてまったく問題なかったです。外国人観光客が多いのがなによりの証しです。行ってはいけないのは北部、それからメキシコシティの中のどえらくでかい市場(テピート)、あと、噂ではアカプルコも危ないらしいです。

ちなみにエクアドル国内だと、外務省のサイトに書いてますがコロンビア国境に近い方はダメとか、その程度です。それと今度のグアヤキルは、まあ事件後にわざわざ近寄る人はいないでしょう。私も、たぶん一度も行かずに終わるでしょう。リスクを冒していくほどの価値があるとは到底思えませんから。