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レッドソックスからFAとなった上原浩治投手(41)がカブスに移籍することが8日(日本時間9日未明)、分かった。契約が合意に達したことを球団関係者が明かした。今季108年ぶりにワールドシリーズを制覇したカ軍は、守護神のアロルディス・チャプマン投手(28)が7日(同8日)にFAで古巣ヤンキースへ復帰したことで救援陣の再編に動いていた。41歳右腕にとってメジャー4球団目。初のナ・リーグで、自身2度目の世界一を目指す。

上原が、今季108年ぶりの世界一に輝いたカブス伝統のタテジマのユニホームに袖を通すことになった。ウインターミーティング最終日のこの日、11年までレッドソックスでGMを務めたカ軍のテオ・エプスタイン編成本部長は、41歳右腕について「素晴らしい投手なのは分かっている」と高評価。契約については「今は何も言えない」と言葉を濁した。ただ、球団関係者によると、契約は合意に達したという。FA交渉は一気に進展した。レ軍は6日にデービッド・ドンブロウスキー編成本部長が上原と再契約しない方針を表明。上原の代理人マイク・ピーパー氏は「最低でも6球団が興味を示している。24~48時間の動向を注視している」と、数日中に移籍先が決定する可能性を示唆していた。

カ軍は前日に守護神チャプマンが古巣ヤンキースに移籍。ロイヤルズとのトレードで今季27セーブを挙げ、15、16年と2年連続で球宴に選出された右腕デービスを獲得したが、ジェド・ホイヤーGMは「救援陣にピースを加えることは終わっていない」と、さらなる救援投手の獲得に乗り出すことを明言していた。上原は来年4月に42歳を迎えるが、今オフの救援投手の市場でも目玉のチャプマン、ジャンセン(ドジャースからFA)、メランソン(ナショナルズ→ジャイアンツ)に次ぐ2番手グループの位置付け。伸びのある直球とスプリットを軸に大リーグ8年間で通算防御率2・53の安定感と、13年にはレ軍の守護神としてワールドシリーズ制覇に導いた経験を高く評価する関係者は多かった。

今季は7月19日に右胸筋を痛めて約1カ月半離脱した。「ケガをしている時間が一番つらかった。(復帰まで1カ月以上と)医者の話を聞いたときは“今年で終わりかな”と覚悟した」と話したが、9月7日に復帰して以降は、11試合連続無失点。レ軍の3年ぶりのア・リーグ東地区制覇に貢献し、3年ぶりに出場したポストシーズンでも13年から13試合連続無失点と大舞台での勝負強さを見せつけていた。

ボストンからシカゴへ――。カ軍ではデービスにつなぐ勝利の方程式の一角を担うことになる。投打ともに戦力は充実しており、来季も優勝候補の筆頭。2年連続世界一を目指すチームに上原がピースとして加わる。

◆上原 浩治(うえはら・こうじ)1975年(昭50)4月3日、大阪府生まれの41歳。東海大仰星から大体大を経て98年ドラフト1位で巨人に入団。1年目に15連勝を含む20勝で最多勝など4冠に輝き新人王、沢村賞。02年にも17勝で2度目の沢村賞を受賞し00年以来2度目の日本一を経験。08年オフにFAでオリオールズ移籍。11年途中にレンジャーズ、13年にはレッドソックスに移り、13年には抑えとしてワールドシリーズ制覇に貢献。リーグ優勝決定シリーズではMVPを受賞した。1メートル88、88キロ、右投げ右打ち。

≪カブス過去の日本人選手≫

★福留孝介(08~11年途中) 通算513試合で打率・262、37本塁打、169打点。08年にはファン投票で球宴に選出された。

★田口壮(09年) 通算6試合で打率・273、0本塁打、0打点。マイナー契約で入団。9月にメジャー昇格を果たしたが1年限りで退団。

★高橋尚成(13年) 通算3試合で0勝0敗、防御率6・00。マイナー契約から開幕メジャーをつかむが、4月中旬に傘下3Aに降格した。

★藤川球児(13~14年) 通算27試合で1勝1敗2セーブ、防御率5・04。入団1年目の6月に右肘手術。2年目の8月に復帰も2年で退団。

★和田毅(14~15年) 通算21試合で5勝5敗、防御率3・36。12年入団のオリオールズでは左肘手術で登板機会なく、14年7月にカ軍でメジャーデビューした。

★川崎宗則(16年) 通算14試合で打率・333、0本塁打、1打点。マイナー契約からメジャー昇格。ポストシーズンは登録外ながらベンチ入りし、108年ぶり世界一を支えた。

遂に決まりましたね。上原浩治の移籍先。

これは、また面白くなってきましたね。

上原には、また世界一を獲って貰いたいものですね。本当に期待しています。